こんにちは、こっさんです。
こっさんには太田母斑というアザがあります。
右目の下にクマのように存在していました。小学生低学年の時に出現し、それ以来ずっとクマだと思っていました。
同級生に「なんで目の下黒いの?」と言われるたびに下を向いていました。
初めて目の下のアザを病院で診てもらったのは、高校生の時でした。
Dr.「太田母斑ですね。うちでレーザーの治療ができますよ。」と言われました。
ずっとクマだと思っていた憎きアザは、名前のある病気だったのかと、衝撃を受けました。
見た目だけの病気で、体に害がある病気ではありません。
それでもその時の私はショックで、涙が出ました。
納得できなかったのか、別の病院でも見てもらいました。
やはり、太田母斑という答え。
レーザーでの治療一択ですが、その当時は保険適用外でした。(10年以上前です)
治療は保険適応外だったので、社会人になったら自分のお金で治療しようと心に決めました。
その後は、太田母斑に特化した化粧品の会社へ問い合わせて、化粧でカバーする方法で対応していました。
そして、その時は来ました。気が付いたらもう20代後半(笑)
太田母斑のレーザー治療は保険適応になり、(ありがとー)
そして精度も向上(ありがとー!)
ネットで調べて、皮膚科・形成外科のある病院を予約。
1回目の診察で、太田母斑であることを再確認。照射回数の見積もり(こっさんの場合は5回くらいできれいになるかな、と言われました)。次回のレーザー日を予約しました。
レーザー当日、
化粧・日焼け止めは禁止と言われてましたのでスッピンで出陣。
処置台に横になり、アザ周囲の皮膚を消毒。
目の周りに注射で麻酔を打っていきます。これが痛い。そして、目の周りだから怖い。
だんだん目の周りの感覚がなくなり、ついに照射の時が。
ピピッ (ピカッ)
瞼越しに光が伝わってまぶしさを感じます。
麻酔がガッツリ効いている部分は痛くありません。
際の方は麻酔の効きが甘いのか、痛かったです。
よくたとえられるのが、ゴムで弾かれる痛みと言いますが、まさにそれ。
目の周りにゴムパッチン喰らうと、「うっ」ってなりますよね。
本当にそれ。
照射が終了したら、化膿止めを塗布して、ガーゼで保護。それから保冷剤で冷やします。
家でも化膿止めを塗るように、軟膏を処方され帰宅。
1週間後に再度診察の予定を組みました。
1週間の間に、腫れる→かさぶたになる→かさぶたが剝がれ始めるを経験しました。
1週間の間はガーゼをしているので、周囲の人からは「どした?」と言われます。
その都度説明です。
こっさん「目の下に生まれつきアザがあって、レーザー治療したんです。DVではありません^^」
変に濁すと、周りの人も心配しちゃいますからね~
1クールが終わって、少し薄くなったかなー?のレベル。
こっさんの場合は2クールくらい終わって、効果を感じ始めましたね。
こっさんは全部で5クールやりました。
太田母斑自体は、ほぼ消失。
ありがとうございました~!
スッピンで外出しても、うつむく必要はもうありません。
人生が好転したと思います。自信がついたのかな。
コンプレックスをひとつ捨てて、前に進めた感覚です。
こっさんは治療して良かったな、と思っています。
治療しようか悩んでいる方の少しでも参考になればうれしいです。
ちなみに費用はレーザー治療1回1万円ほど。
その他に、前後の診察代と軟膏代がかかりますね。
医療費控除の対象にもなりますからね。その辺りも利用できるといいですね。
今日は、太田母斑のお話でした。ありがとうございました。